2021年を迎えて
2021年1月3日 寺岡克哉
さあ、年が明けて2021年が始まりました。
今年は、一体どんな年になるのでしょう。
そのことについて、ちょっと考えてみたいと思います。
しかしその前に、まず私は、
いつもの年だと、初詣に行って「おみくじ」を引くのですが、
今年は初詣に行きませんでした。
というのは、身内に癌(がん)を患(わずら)っている者がいる
ので、
新型コロナウイルスを、絶対に家に持ち込むわけには行かない
からです。
今年は、ここ20年ほどの中で、はじめて初詣に行かない年に
なってしまいました。
やはり、新型コロナウイルスの影響は、ものすごく大きいと言わ
ざるを得ません
* * * * *
さて今年は、一体どんな年になるのでしょう。
まず、
いちばん懸念(けねん)の大きな「新型コロナウイルス」ですが、
これについては、今年の6月までに、かなりの人が、「新型コロナ
ワクチン」を接種できるのではないかと思います。
たとえば、私が住んでいる札幌市では、
「6月までに、全市民が1人当たり2回接種できるよう準備を進め
る」と、しています。
なので、日本全体においても、
今年の6月までには、かなりの数の人がワクチンを接種している
はずで、
もう、そのころには、新型コロナウイルスの感染拡大を、心配しなく
ても良くなっているのではないでしょうか。
今年は「オリンピック」も開かれることですし、
感染拡大の心配がなくなったら、ほんとうに喜ばしいかぎりです。
* * * * *
また今年は、安倍・前首相に代わり、
菅・首相が、日本の舵取り(かじとり)をやって行くことになります。
しかし私は、菅・首相にたいし、
ものすごく注意をして、見て行かなければならないと感じています。
と、いうのは、
学術会議が推薦した候補者のうち6人を、菅・首相が任命しなかった
という事件が起こったからです。
そして、
この事件でとくに問題なのは、具体的な理由を、まったく国民に示す
ことなく、いきなり任命拒否を実行してしまったことです。
そのため私は、
「菅・首相は、国民に理由を示さずに、いきなり物事を実行してしまう」
という印象を、とても強く持っているわけです。
だから菅・首相に対しては、とくに「安全保障」や「憲法改正」の問題
について、
「国民の監視の目」を向けつづけて行かなければならないと、私は
つよく感じています。
そしてまた、
今年の10月21日に、衆議院の任期が満了するので、それまでに
総選挙を、絶対に実行しなければなりません。
が、しかし、
そのとき菅・首相にたいする世論が悪くなっていると、自民党が選挙
で負けてしまいます。
そのようなこともあり、
今年の、菅・首相による日本の舵取りが、一体どうなっていくのか、
「お手並み」を拝見して行きたいところです。
* * * * *
ところで、海外に目を向けてみると、
今年はトランプ大統領に代わり、バイデン次期大統領が、アメリカ
の舵取りをすることになります。
アメリカの大統領は、世界各国にたいして大きな影響を与えるの
で、これは世界的に大きな関心事になっています。
ちなみにトランプ大統領は、「アメリカ第一主義」の方針をとって
いましたが、
バイデン次期大統領は、「国際協調路線」の方針をとるだろうと、
言われています。
このように、
バイデン次期大統領は、国際的な協調を重んじると思われるので、
日本と韓国の関係がゴタゴタしていることにも問題を感じて、きっと
口を出してくるのに違いありません。
そういえば、バイデン氏が次期大統領になると確定してから、
韓国による日本への批判が、ずいぶん静かになったような気が
します。
もしかしたら、
すでにアメリカから韓国へ、「日本への批判を控(ひか)えろ」という
無言の圧力が、かかっているのかも知れません。
とにかく昨年までは、
トランプ大統領によって、世界中がメチャクチャに振り回されていた
のですが、
今年は、
バイデン大統領によって、世界情勢がすこし落ち着いて行くように
なれば、良いかなと思っています。
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