バイデン候補が当選確実
2020年11月8日 寺岡克哉
11月3日に投票が行われた、アメリカの大統領選挙ですが、
11月8日の現在でも、まだ決着がついていません。
しかしながら、いま現在のところ、「バイデン候補が当選確実」だと
報道されており、
このまま行けば、「バイデン大統領」が誕生するのは、まず間違い
ないでしょう。
ところがトランプ候補は、往生際(おうじょうぎわ)がものすごく悪く、
もはや落選が決定的となってしまったにも拘(かか)わらず、
「敗北宣言」を行わないばかりか、
選挙に不正があったと主張して、あちらこちらの州で訴訟を起こし
ています。
そのため、
大統領選挙に決着がつくまでには、もうしばらく日数がかかりそう
です。
* * * * *
ところで、アメリカは11月4日。
地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定」から、
正式に離脱してしまいました。
かねてよりトランプ大統領は、「パリ協定」がアメリカの製造業を制約
する不公平な協定だと主張しており、
去年の11月4日に、パリ協定からの離脱を国連に通告していました。
そして、その1年後である今年の11月4日に、協定の取り決めに従っ
て、正式に離脱することになっていたのです。
国連の「気候変動枠組み条約・事務局」は、同11月4日。
イギリスやフランスなどと共同声明を発表し、「アメリカがパリ協定から
正式に離脱した」と、明らかにしました。
もう本当に、トランプ大統領は、まったくロクなことをしません!
一方、バイデン候補は、
大統領に就任したら、「パリ協定へ復帰」することを公言しており、
「バイデン大統領」の誕生が、ほんとうに望まれます。
もはやトランプ候補は、
訴訟を起こして、いつまでもグダグダと決着を引きのばすのでは
なく、
直ちに「敗北宣言」を行うべきです!
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