韓国に対して思うこと 1
2019年8月18日 寺岡克哉
今回は、
いま現在の私が、韓国に対して思っていることや感じている
ことを、書いてみましょう。
* * * * *
まず、
ひとことで言ってしまうと、韓国にたいしては、もう「うんざり!」
です。
というのは、たとえば「慰安婦問題」などは、
私が大学生だったころには、すでに言われ続けていた問題で、
私でさえ、もう40年間ぐらい聞かされ続けている問題です。
そしてやっと、2015年の日韓合意によって、
慰安婦問題にたいする「最終的かつ不可逆的な解決」を、両国
で確認したのにもかかわらず、
その合意に基づいて韓国で設立された「和解・癒やし財団」が、
今年の7月3日に解散されてしまったのです。
そして、つい先日の8月14日には、
韓国のムン・ジェイン大統領が、「(慰安婦問題を)国際社会と
共有し広めていく」という談話を発表しており、
慰安婦問題が、ふたたび蒸し返されてしまいました。
もう本当に、うんざりです!
おそらく韓国側は、日本にたいする非難を終わらすつもりが、
まったくないのでしょう。
そして永遠に、日本を非難し続けるつもりなのでしょう。
なので、
慰安婦問題だけでなく、徴用工問題などさまざまな日韓関係の
問題についても、
「解決することが永遠に不可能ではないのか」と、私には思えて
なりません。
* * * * *
たしかに私も、
第2次世界大戦の当時に、大日本帝国の政策によって被害を
受けた韓国の方々にたいしては、
それなりの「手厚い対応」を、しなければならないと思います。
しかしながら、
50代半ばになる私よりも若いような、韓国の人々。
これらの若い人々にとって、先の大戦は「生まれる前」に
起こったことであり、
彼らが「実害」を受けたわけではありません。
それにもかかわらず、
韓国の若い人々が、「当然の権利」であるかのように日本を
非難し続けるのには、
少なからず疑問を感じますし、これにもまた、「うんざり」として
しまいます。
たとえば、
アメリカ軍による、広島・長崎への原爆投下や、東京大空襲
などは、
いくら戦争中であっても、「人道的な見地」からみれば、
とても赦されない残虐非道の行為であることは、絶対に間違い
ありません。
しかし私は、
それを理由にして、アメリカを非難する気にはなれないのです。
なぜなら、
原爆投下や東京大空襲は、私が生まれる前に起こったことで
あり、
私にとっては「歴史的な事柄(ことがら)」であって、実害を受けた
わけではないからです。
なので私には、アメリカを憎む気持ちなど少しもありません。
しかし、(テレビの映像などを見ると)韓国の若い人々は、
彼ら自身が、第二次世界大戦の被害を受けた当事者である
かのように、
日本を強烈に非難しています。
これでは、
日本と韓国が「仲良く」なることなど、永遠に不可能でしょう。
* * * * *
ところで、
第二次世界大戦当時の韓国は、大日本帝国の一部であったの
で、日本と韓国は戦争をしていません。
つまり日本帝国軍は、韓国を攻撃して、大量虐殺をすることなど、
ありませんでした。
(しかしアメリカ軍の攻撃で、20万人(注1)の朝鮮の方々が亡く
なったと言われています。)
ところが一方、
「朝鮮戦争」では、およそ130万人(同注1)もの韓国人が、
北朝鮮側の攻撃によって、殺されたと言われているのです。
---------------------------
注1:
戦争の犠牲者数については、調査主体や調査時期によって
数字が異なるので、一つの参考数字であると捉(とら)えてくだ
さい。
---------------------------
このように、
日本よりも北朝鮮の方が、6倍以上もの多くの犠牲者を、
韓国側に出させているのです。
しかも朝鮮戦争は、まだ終結していません。
いったい日本は、
韓国にたいして、北朝鮮よりも酷(ひど)いことをしたので
しょうか?
ところが、それなのに、
韓国側の言動を見ていると、北朝鮮よりも日本の方を敵視
しているように思えてならないのです。
韓国側のそのような言動は、ほんとうに理解しがたいと言わ
ざるを得ません。
* * * * *
ところで、ここまで書いてきたことは、
主にマスコミ報道などから受けた、韓国に対する私の印象
です。
しかし私には、
韓国人との「個人的な付き合い」も、じつは過去にありました。
次回では、
そのような、私と韓国人との「個人的な付き合い」から受けた、
韓国に対する印象について、書いてみたいと思います。
目次へ トップページへ