「令和」の時代が始まりました
2019年5月5日 寺岡克哉
5月1日。
元号が、「平成」から「令和」に変わりました。
テレビや新聞などのマスコミでは、
平成天皇が退位する儀式や、令和天皇が即位する儀式、
あるいは天皇家の歴史やエピソードなどの特集で、
目白押し(めじろおし)でした。
それらの報道を見ていると、やはり「天皇の存在」というのは、
日本という国の、歴史の深さと、国家としての品格を、
まさしく「象徴」しているように私は感じました。
たとえば、アメリカという国や、トランプ大統領に対しては、
1000年以上にわたる歴史の深さや、いわゆる「品格」という
ものが、
あまり感じられません。
たしかにアメリカは、「すごい国」なのですが、
私たちが住む日本も、別の意味の「すごさ」を持っている国だと、
改めて感じた次第です。
* * * * *
そしてまた、テレビや新聞などのマスコミでは、
「平成の時代」を振り返るような特集も、たくさんやっていました。
ところで、
平成の時代に起こった、いちばん大きな出来事を、私が挙げる
とすれば、
それは「福島第1原発の事故」です。
この、原発における大事故については、
おそらく今後、何100年にもわたり、忘れ去られることはないと
思います。
* * * * *
さて、いよいよ「令和の時代」が始まりましたが、
この時代は、一体どのような時代になって行くのでしょう?
それについては、
政治や経済、あるいは紛争やテロなどの「世界情勢」や、
地震や津波、噴火、あるいは巨大台風や、世界的な異常気象
などの「大規模な自然災害」などが、
大きく関係して来るのは間違いありません。
しかしながら、その一方で、
私たち一人ひとりの「生活スタイル」や「社会行動」など、
つまり、私たち一人ひとりの「生き方」というのも、
大きく関係して来るのは、絶対に間違いないのです。
正直に申し上げて・・・
「令和の時代」が、一体どのような時代になって行くのか、
まだ私には分かりません。
しかし、そうではありますが、
大規模な自然災害や、紛争やテロなどが出来るだけ起こらず、
一人ひとりが生きがいを持って、幸せに暮らせるような、
そのような「平和で幸せな時代」になってほしいと、心から願って
いる次第です。
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