変な風邪に罹りました
                              2017年3月12日 寺岡克哉


 申し訳ありませんが、先週はエッセイの掲載を休ませて頂き
ました。

 その理由は、「ウイルス性の病気」に罹(かか)ってしまった
からでした。



 ちなみに、病気の症状は、

 38.0℃~38.5℃ぐらいの熱が出て、

 手足を中心に発疹(はっしん)ができ、口の中には口内炎
ができました。

 また、

 頭痛や腰痛、筋肉痛、そして、ものすごいダルさがあり、

 とくに「頭痛」がけっこう酷(ひど)くて、考え事が出来ない
ぐらいでした。



 それで先週は、文章が書けなかったわけです。



 病院の先生は、

 「ウイルス性の風邪のような病気」としか、説明してくれま
せんでしたが、

 インターネットで調べてみると、

 おそらく「手足口病」ではないかと、私は思っています。



 「手足口病」というのは、

 普通は子供が罹る病気で、報告されている患者の9割前後
が、5歳以下の乳幼児となっています。


 また、この病気は、

 おもに夏場を中心として発生し、7月の下旬ごろに流行の
ピークを迎えます。


 しかしながら、

 子供ではなく「大人」が罹ることもあり、夏ではなく「冬」に
罹ることもあるそうです。


 私の場合は、

 そのような、ちょっと稀(まれ)な例であったのかも知れません。


            * * * * *


 久しぶりに、「寝込む」ような病気になってしまい、

 半分熱に浮かされながら、布団の中で「ボーッ」と物思いに
耽(ふけ)っていました。



 そして、何となく思ったのですが、

 じつは私は結婚していないので、将来は「独居老人」になること
が、ほぼ決定しています。



 なので、

 もしも将来、年を取って、たった一人きりになったら・・・ 



 もしもそうなったら、

 たとえ1億円ぐらいの金があったとしても(もちろん、そんな金は
ありませんが)、

 たとえ、それほどの金があったとしても、

 急病で体が動かなくなった時点で、買い物に行くことが出来なく
なり、

 餓死してしまうのではないか・・・ 



 そのような不安が、ひしひしと感じられてきて、ちょっと恐ろしく
なった次第です。



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