良い年になりますように
2011年1月2日 寺岡克哉
年が明けましたね。
前回のエッセイで纏(まと)めましたように、昨年の2010年は、
「世界的な大災害の年」でした。
今年の2011年は、
昨年よりは、もうすこし気象が安定してほしいですし、
ハイチの大地震や、メキシコ湾の原油流出のような大災害も、
出来ることなら、絶対に起こらないようにと願ってやみません。
* * * * *
さて、私事になりますが・・・
毎年この時期になると、大掃除で「浴室のカビ取り」をすること
に、なっています。
(当然ですが、年明け前に済ませてしまいました。)
今回は、週末にちょこちょこと、少しずつやっていたので、
2週間にわたって、合計で4回も、手間をかけることになり
ました。
しかしながら、
そのように、ゆっくりとやっていたので、いろいろと作業の手順
について考える時間があり、
ちょっとした発見があって、「小さな喜び」を感じることができた
のです。
その発見というのは・・・
つまり浴室の床に、直径が1ミリもないくらいの、点々とした
「黒カビの染み」が、
ものすごく強硬に付着していて、
以前までは、タワシで何十回こすっても、ぜんぜん落ちなかった
のです。
だから、
「これは、どうしようもないことだ!」と、ここ数年にわたって、
完全に諦めていました。
しかし今回は、
クレンザー(ホーミング)と、タワシで、いちど床をみがき、
その後、雑巾で水をふき取って、床を乾かしてから、
カビ取り剤(カビキラー)を、点々とした黒カビの上にまき、
30分ほど待ってから水で流したら、
驚くほど綺麗になったのです!
以前のやり方は、
クレンザーで床をみがいたあと、
水をふき取らないで、カビ取り剤をまき、15分ほどしか待たずに
流していました。
しかしそれだと、点々とした黒カビは、ぜんぜん落ちなかったの
です。
それで、ここ数年にわたって、それを綺麗にするのを諦めていた
訳でした。
つまり、
「床を乾かして」から、カビ取り剤をまき、「30分」ほど待つ。
この2つのことで、「カビ取りの効果」が劇的に上がったという
のが、このたびの発見です。
ちょっと面白く、また、すこし嬉しく思った次第です。
しかしながら、
それを私自らが発見するのに、数年の年月を要したというのも、
また面白いことだと思いました。
このような、本当にちょっとしたことでも、気がつかないときは、
何年も気がつかないものですね。
ここで、すこし「注意」をしますが、
クレンザーで床をみがいたあと、カビ取り剤をまく前に、洗剤(クレ
ンザー)を、よく洗い流さなければなりません。
なぜなら、
洗剤と、カビ取り剤がまざると、「有毒ガス」が発生するから
です。
また、
「カビ取り剤」をまくときは、「換気」に十分気をつけなければなり
ません。
そして、カビ取り剤から出る有毒ガス(カビ取り剤の匂い)を、なる
べく吸わないようにしなければなりません。
カビ取り剤の匂いをあまり吸い込むと、咽や鼻がやられるから
です。
作業中に、こまめに「うがい」をするのも、けっこう有効な防衛策
です。
私は咽が弱くて、風邪をひいても、すぐに咽がやられる性質(たち)
なので、
作業中は、こまめに「うがい」をしていました。
そうしたら今回は、カビ取り剤に、咽をやられずに済んだのです。
* * * * *
これも、私事になりますが、
今年はウサギ年で、じつは4回目になる私の干支です。
(もう、あと一回りで還暦!)
今年の私は、「年男」なので、
自分にとって、なるべく平和で良い年にならないかなあと、
ひそかに思っている次第です。
(毎年恒例の初詣で引いた、おみくじは「吉」で、前年と2年前
の「末吉」よりは良かったです。)
そして、最後になりましたが、
皆さんにとっても、できるだけ良い年になりますように、
心から祈っております。
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