神の御業 31
2026年3月8日 寺岡克哉
あとがき
1章から30章まで述べてきたように、神はこの宇宙が誕生する以前の無限の過去から
存在しており、神はこの宇宙を誕生させ、神は物質を誕生させ、神は生命を誕生させ、神
は人類を誕生させて、神は自分の自我意識を誕生させました。
その、とてつもなく膨大(ぼうだい)で、完全に実現不可能としか思えないことを、まっ
たく当然のごとくに成し遂(と)げたという事実。それこそが「神の御業」に他なりませ
ん。
ところで・・・ 一体どのようにして、この世界が誕生したのか?
これは誰もが一度はもつ、人類共通の疑問だと思います。その証拠に、遠い昔から世界
の各地で、さまざまな創世神話が語られてきました。
しかしながら創世神話というのは、結局フィクションであり、現代人が受け入れるのに
は、もはや無理があります。そこで私は、現代の科学的な知見を取り入れて、現代的な世
界創成の物語を書いてみたいと思いました。それが、このたび書いた一連の文章になりま
す。
また、どうして世界は存在し、どうして自分は存在するのか?
このような疑問に対する「何らかの答え」は、すべての人間のひとり一人が、それぞれ
独自に持っていなければならない、人間存在にとって最も大切なものだと私は思っていま
す。
その、人間存在に対する一つの解答例を、できるだけ分かりやすく提示したいと思った
ことも、このたび一連の文章を書いた動機となりました。
* * * * *
最後になってしまいましたが、目次をつけておきます。
序章
1章 ビッグバン以前の世界
2章 物質の存在
3章 原子の存在
4章 色々な元素の存在
5章 質量欠損 その1
6章 質量欠損 その2
7章 超新星爆発
8章 太陽の存在
9章 地球の存在
10章 生命の誕生
11章 光合成の獲得
12章 細胞内共生
13章 多細胞生物の出現
14章 カンブリア爆発
15章 陸上への進出
16章 P/Tの大量絶滅
17章 K/Pgの大量絶滅
18章 人類の出現
19章 言語の獲得
20章 農耕の獲得
21章 文字の獲得
22章 宗教の発生
23章 宗教の社会的影響
24章 科学の進歩 1
25章 科学の進歩 2
26章 科学の進歩 3
27章 科学の進歩 4
28章 科学における負の側面
29章 科学の進歩と生命進化
30章 自我意識の存在
あとがき
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