心臓の検査結果
                             2023年6月11日 寺岡克哉


 先日に書いた「エッセイ1106」の最後で、

 1週間にわたった心電図検査の結果が、6月5日に分かる予定
であることを言いました。


 なので、

 その結果がどうだったのか、気になる人がいるかも知れません。


 それで今回は、

 6月5日に主治医の先生から聞いた、「心臓の検査結果」を、
ご紹介したいと思います。


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 まず、1週間にわたった心電図検査の結果ですが、

 数秒~10秒ぐらいの間、「ドクドクドクドク」と脈が速くなるような
不整脈が、

 1週間のうちに、何回か発生していたことが分かりました。

 (私自身も、検査を行っていた1週間のうちに2回ほど、そのよう
な不整脈を自覚症状として感じていました。)



 しかし、これは、

 10分~1時間ていども続くような発作ではないので、

 今のところは、不整脈を改善する薬を飲みながら様子を見れ
ば良く、

 とりあえずは、「再手術をする必要が無い」という結果になり
ました。


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 ところで、

 じつは心電図検査を始める直前に、心エコー検査(注1)という
のも、やっていました。


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注1 心エコー検査:

 心エコー検査(心臓超音波検査)というのは、高い周波数の
超音波(エコー)を用いて、心臓の形や動きを調べる検査です。

 具体的には、胸のちょうど心臓のところに超音波を当てて、そこ
からの反射音を画面に映し出すことにより、心臓の大きさや壁の
厚さ、動き、弁の状態、機能などを調べます。

 ちなみに、この超音波は身体に無害であり、痛みもありません。
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 このたびの心エコー検査では、発作を起こした心房の「容積」
を測定したのですが、

 その容積が、手術前に行った心エコー検査のときに比べて、
「小さく」なっていました。



 このように、「心房の容積が小さくなった」という結果は、

 心房細動の発作が治まっている証拠であり、手術の効果が
確かに認められて、経過は順調だということでした。



 ちなみに、

 自覚症状の無い発作が、たびたび起こっている恐れも考え
られたのですが、

 そのように心房細動の発作が頻発(ひんぱつ)していると、
心房の壁が「のびのび」になってしまい、

 心房の容積が大きくなる(つまり心房が膨らんでしまう)そう
です。


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 以上、

 このたび主治医の先生から聞かされた、心臓の検査結果に
ついて、ご紹介しました。


 私としましては、

 とにかく、いまの所、「再手術の必要は無い」という結論にな
りましたので、

 「ホッ」と一安心しているところです。



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